タイパとは「タイムパフォーマンス」の略で、直訳すると「時間対効果」を意味します。タイパを知らなくともYouTube をスキップで必要なところだけ見ることや、倍速で見ている人は多いのではないでしょうか。現代は、サブスクや動画配信サービスからたくさんのコンテンツを得られます。共働きで子育てや仕事に時間をとられ、自由な時間を確保するのが難しいケースも増えているでしょう。タイパを意識してうまく時短することで、時間を有意義に使うことができます。この記事では、忙しい人におすすめなタイパが良くなる方法や、メリット・デメリットを紹介します。

タイパが注目される背景

低価格で大量のコンテンツがある現代において、効率よく情報を取捨選択する力が求められてきています。たとえば、最近の音楽は長いイントロよりも最初にサビから始まる曲がヒットする傾向にあります。サブスクで多くの曲があるため、1つ1つ丁寧に聞いて曲を探す時間を短縮したい人が多いのではないでしょうか。

倍速視聴やネタバレを好む若者に対して批判的な意見もありますが、普段は倍速視聴していても、週末は映画館に行く若者も多くいます。重要視していない部分をいかに効率化して、自分の好きなことに時間を割けるかが、タイパの良さにつながります。

タイパという言葉がなくとも、昔から時間の大切さは問われてきています。タイパやコスパの捉え方は、世代によって異なることを踏まえたうえで、自分にあった方法を取り入れるのが大切です。

タイパを意識するメリット

最近の若者は、意味もなく倍速視聴をしている訳ではありません。どのようなメリットあるのか、タイパのメリットを解説します。

時間をかける価値があるのか判断できる

時短にすることだけが、タイパではありません。コロナ禍でオンラインセミナーなど、WEBで完結できることがどんどん増えています。しかし、直接足を運んで体験するほうが有益な情報を得られるケースも少なくないでしょう。たとえ時間がかかっても、自分に還元できるほうを選択するべきです

欲しいものがあるとき、まずは検索するという人が多いのではないでしょうか。企業側も検索ユーザーの行動を踏まえて、インフルエンサーとのコラボやSNS広告などを積極的に活用しています。たまたま見た広告だけで、商品を選ぶと損してしまう可能性あります。タイパを意識することで、大量の情報から自分に必要な情報を取捨選択すること、時間をかけたほうが良いことを見極める力が身につきます。

無駄な時間をなくせる!

タイパを高めることで、自分にとって嫌いなことにかける時間を減らせるのがメリットの1つです。普段当たり前にやっている仕事も、本当に必要なのか、効率化できる点がないのかを改めて考えることが大切です。

特に目的なくスマホ見て過ごしている通勤時間をスキルアップのために勉強する時間に変えるなど、限られた時間を有効に使うのにも効果的です。もちろん、のんびり動画を見ることがリラックスにつながる人は、通勤時間を活用して自分の好きなことができているといえます。

嫌いな家事がある場合には、嫌いな部分を補う時短家電を購入するという方法もあるでしょう。まずは自分にとってストレスがかかっている、もしくは無駄だと思っている部分があるかを振り返り、時間を効率よく使えないか考えてみましょう。

時間を有意義に使える

USJやディズニーの人気アトラクションに早く乗るためにチケット代に料金を上乗せする人も少なくないです。せっかくの機会なので、列に並ぶという時間を短縮して、より楽しめる方法を選択しているといえます。

仕事においても生産性を上げて、残業を減らすことで、自由に使える時間が増えます。家族と過ごす、趣味や自己投資をするなど、時間を有意義に使えるでしょう。それぞれの価値観によって異なる部分になるため、自分にあった方法で時間を使うようにするのがおすすめです。

タイパのデメリット

急ぐ=タイパではありません。目的がなく時短をしている場合は、せっかちになっていまい、ミスしやすくなるリスクがあります。せっかちな人が時短を意識しすぎると、うまくいかない時にイライラしてしまうでしょう。何のために時短をしているのか、タイパの目的を明確にすることが大切です

また、もともとの業務量が多い時場合には、どんなに効率化をしても限界があります。根本的な問題を見落とさないようにしましょう。

そして、なかには時間をかけないと良さが分からないことがあります。ファスト映画だけを観て映画本来の魅力を知ることはできません。

時短することで、本来得られるはずだった経験を失う可能性があるのは、タイパのデメリットといえます。少しだけかじって、分かった気になってしまわないように注意が必要です。

タイパを高めるには?

通勤時間を減らす

会社から近いところに住むことで、通勤時間にかかる時間を短縮できます。

近くに住むことで部屋が少し狭くなったとしても、時間があれば部屋の片づけを定期的できるようになり、家でのんびりする時間を増やせるでしょう。リモートワークがメインの仕事に転職して通勤しないのも選択肢の1つです。

家事を効率化する

共働きの増加に伴い、充実しているのが時短家電です。食洗器やお掃除ロボットなど有名な家電がたくさんあります。嫌いな家事に時間をかけるくらいなら、家電に頼って好きなことをする時間を増やすのもタイパの良さにつながります。まずは効率化したい家事を洗い出してみましょう。

自分に投資する

日々の仕事を効率化することで、業務量が変わらなくとも仕事を早く終わらせられます。そのために、エクセルの勉強をしてスキルアップするというのは上手く時間を使っているといえるでしょう。新たなスキルを身に着けるなど自分への投資をすることは、将来的への還元につながります。今の限られた時間を有効活用できているため、タイパが良いといえるでしょう。

タイパにおすすめ家電

タイパを意識するうえで、活用できる時短家電を紹介します。

ドラム式洗濯乾燥機

乾燥まで完結できる点が大きなメリットです。乾燥機付きのドラム式洗濯機なら洗剤を入れる作業から干す手間まで省けます。予約設定などで、定期的に洗濯できることで、不要な服を減らすことにもつながります。

実際にドラム式洗濯乾燥機は東芝の「抗菌ウルトラファインバブル洗浄EX、液体洗剤・柔軟剤自動投入ハイスペックモデル」を使用しています。スタートボタンを押すだけで、洗濯の間は好きなことができます。楽しているのにタオルや服がぺったんこにならず、ふわふわなのもうれしいポイントです。

通常の洗濯機よりは値段が高いですが、タイパは良いといえるでしょう。

【2022年11月】東芝のドラム式洗濯乾燥機(ZABOON)を使用した感想。メリット・デメリットを紹介! – タイパブログ (timepa11.com)

お掃除ロボット

毎日掃除をしないと髪の毛やほこりが気になる人も多いのではないでしょうか。きれいな部屋を保ちたい場合には、お掃除ロボットがおすすめです。お掃除ロボットのスペックはメーカーや機種によってさまざまです。どこまで家事を割愛したいか、予算に応じて検討してみましょう。

とにかくタイパ重視の方にはエコバックスロボット掃除機がおすすめです。通常、ロボット掃除機自体をきれいにする作業が発生するところ、エコバックスは自動でごみを収集し、モップをきれいにすることができます。気になる方はチェックしてみましょう。

【2022年11月】最強のタイパ家電!エコバックスを使ってわかったメリット・デメリットを解説 – タイパブログ (timepa11.com)

まとめ

タイパは自分にとって時間をかける価値があるのかを意識することが大切です。人それぞれ好きなことや、ストレスに感じることは違います。まずは、今の生活で効率化できることや、時間をかけたいことなどを振り返って、タイパを上げていきましょう。